脳卒中センター

脊椎脊髄外科、機能的脳外科センター

 

なぜ脳神経外科が脊椎・脊髄外科を行うのか?

当院では脳神経外科が脊椎・脊髄外科の診療を担当しています。

現在でも腰痛や頸部痛の方は整形外科を受診しようと来院されることが多いようです。近隣の開業医の先生も整形外科あてに紹介されることもまれではありません。たしかに日本では以前から整形外科が脊椎外科の分野では主導的役割を担ってきました。しかし病変が脊髄(背骨の中に囲まれている神経の束)に及んでいる場合にはたいていの場合その部分の手術には脳神経外科医が関与していました。

また症状が腰痛や頸部痛だけではなく、手足のしびれや動きにくさを伴っている場合にはどうでしょう。脳(中枢神経)を含めて、脊髄やそこから枝分かれする末梢神経までを総合的に診ることができる脳神経外科での診療が必要になります。そして手術に関しては、われわれ脳神経外科医は常に手術用顕微鏡を使用し繊細な手術を行っており、それを脊椎・脊髄外科に応用することはとても有用なことだと考えています。
しかしわれわれが不得意な分野もあります。たとえば脊椎骨自体の病変(脊椎炎など)や骨のずれ(すべり症)や骨の並び方の異常(側彎症)などです。症状の原因がこれらの疾患と判明した場合には、すぐに信頼できる施設に紹介させていただくようにしています。

当院のメリット

最近の診療技術の進歩は日進月歩です。脊椎・脊髄外科に限ったことではありませんが、当科では特にMRIは必要不可欠な検査です。なぜならMRI以外では神経は見えないからです。当院の診断機器は非常に整備されており、MRIは3台を有しています。他施設では受診してもMRIの検査を1〜2週間ほど待たなければならないこともよくあるようです。
当施設では当日に検査できることがほとんどです。不安を抱えて検査を待つ必要がありません。

腰臀部から下肢に痛みを抱えている方のなかには、仙腸関節痛などの特殊な徒手的治療が有効な疾患である方が意外に多く見られます。当院には優秀なリハビリスタッフがそろっています。通常は外来でのリハビリは施行していませんが、診察の結果、その疑いがあれば即日リハビリを受けていただくことができ、痛みが軽減できることもしばしばあります。

どのような疾患を扱っているか

当院脊椎・脊髄外科で行っている手術の疾患を多い順に挙げると以下のようになります。
  1. 腰部脊柱管狭窄症
  2. 腰椎椎間板ヘルニア
  3. 頚椎椎間板ヘルニア
  4. 頚椎後縦靭帯骨化症
  5. 頚椎症
  6. 脊柱管内腫瘍(脊髄腫瘍を含む)